今回は

働き方改革 違反の発覚』について

お話いたします。

 

ここ数回、働き方改革に関するお話が

多かったのですが、

あなたのお勤めの会社などにおいて、

働き方改革に関する取組みは

実施されていますでしょうか。

 

例えば、「時間外労働の上限規制」や

「年次有給休暇の取得義務化」によって、

残業時間や有給休暇の運用が説明されたり

周知されたりしたことは

ございましたでしょうか。

 

「うちはやっていないけど、

実施しなくてもわからないだろうし

平気じゃないの?」

と思う方もいらっしゃるかも知れません。

もちろん、違反すると罰則規定もあります。

 

では、どのようにして違反が発覚するか

ご存知でしょうか。

 

 

労基署はご存知かと思います。

労働に関する法令について法令違反の調査や取締り」

を行っている機関です。

この労基署による調査によって違反が発覚します。

 

調査の種類は、

定期監督:労基署自らが対象企業を選んで行う調査

災害時監督:重大な労働災害が発生した場合に行う調査

申告監督:従業員や退職者の申告をもとに実施される調査

などがあります。

 

厚生労働省の発表によると、

平成27年の申告監督実施件数は約2.2万件。

調査の結果、違反していた会社の割合を示す

違反率は約7割となっています。

 

違反が認められた場合には、

是正勧告などの指導がなされ、

違反が重大・悪質な場合には

書類送検となる恐れもあります。

 

いずれ働き方改革に関する取組みが、

あなたの会社などでも実施されるかと

思いますがより働きやすい環境になるので

あればいいですよね。

 

ご参考になれば幸いです。