パート・専業主婦(主夫)が加入する時のポイント!
パート・専業主婦(主夫)の方が
iDeCo個人型確定拠出年金に加入する時の
ポイントをお話したいと思います。
加入する時、運用する時、手続きをする時、受け取る時について
ポイントをご紹介いたします。
パート・専業主婦(主夫)の方は、公的年金が国民年金しかないため
老後には「老齢基礎年金」のみ支給となります。
会社員や公務員である旦那様や奥様が、あなたの国民年金保険料を
納めている形となりますので、老後の年金を形成しているという
実感は持ちづらいのではないでしょうか。
iDeCo個人型確定拠出年金ならば、老後のじぶん年金を自分自身が
つくっていく実感を得られるはずです。
なぜなら、自分が掛金を拠出し商品を選び資産形成をしていくからです。
『加入する時』
パート・専業主婦(主夫)の方の拠出限度額は、
月額23,000円(年額276,000円)となります。
月々5,000円から始めることができますし年に一度拠出額の変更も
可能ですので、出来る範囲で始めるのはいかがでしょうか。
『運用する時』
リスクを最大限抑えようと、元本確保型商品で固める
ポートフォリオを組む方がいらっしゃいます。
しかし、年間収入を103万円を超えないよう上手に働いている方は
注意が必要です。
iDeCoの節税メリットのひとつである「所得税と住民税を安く抑える」
ことができないため、年間にかかる口座管理手数料などの金額が
商品の年間利回りを超えてしまうと資産は徐々に減ってしまいます。
その場合は、国内債券などのローリスクローリターンの商品も加えた
ポートフォリオを組むことを検討してみてください。
『手続きをする時』
所得控除をする方限定ですが、
確定申告による所得控除が必要となります。
10月下旬に国民年金基金連合会から
「小規模企業共済等掛金払込証明書」というハガキが届きます。
このハガキに記載の掛金合計額を確定申告において
申告する必要があります。
『受け取る時』
一時金で受け取る場合は、退職所得控除が適用されます。
退職金のないパート・専業主婦(主夫)の方は
最大限非課税メリットを享受できます。
もちろん、一時金と年金を組み合わせて受け取ることも可能です。