今回は、

確定拠出年金制度の大幅見直し

についてお話いたします。

 

先日(4/15)の日本経済新聞に

『厚生労働省は確定拠出年金の制度を

大幅に見直す』

という記事が載っていました。

 

簡単に紹介すると、

掛金を65歳まで払えるようにし、

加入手続きも簡素にする方向。

 

2020年の通常国会に

関連法案の提出を目指す。

60歳を超えても働く人が増え、

厚労省は確定拠出年金の仕組みを

見直す時期だと判断した。

 

という内容でした。

 

 

まず、確定拠出年金とは何かを解説しますと、

国民年金や厚生年金(公的年金)を補完する形で

老後の年金を増やすために作られた年金制度のことです。

 

老後の年金として老齢給付金、障害を負った時の障害給付金、

亡くなった時の死亡一時金があります。

 

自営業やフリーランスの方が加入する国民年金が1階、

会社員や公務員の方が加入する厚生年金が2階で

年金制度は2階建てと言われることがあります。

確定拠出年金はその3階部分に相当するという訳ですね。

 

次に、確定拠出年金の種類。

企業型と個人型(愛称イデコ)があります。

これまでは会社などの退職金制度のひとつとして

導入する企業型がほとんどでしたので

確定拠出年金をご存知の方は少ないかもしれません。

 

2017年1月の改正で、

イデコにおいてはほぼすべての国民が

加入できるようになりました。

 

じぶんで老後の年金を作る

「じぶん年金つくり」の制度として、

注目されてきています。

 

最後に、掛金の支払いが65歳まで延びた場合の影響。

確定拠出年金には税制の優遇があります。

 

わかりやすいイデコで考えてみますね。

仮にあなたがイデコに加入したとします。

 

あなたが毎月もしくは毎年支払う掛金が

全額所得控除となりますので、

所得税や住民税が安くなります。

※一般的なお話なので例外もあります。

 

掛金で購入した商品を運用することで

老後の資産を増やしていくことになりますが、

通常の証券口座で増やした資産、

運用益には約20%の税金がかかるところ、

こちらもイデコでは運用益が非課税となりますので

利益が目減りすることがありません。

 

このような税制優遇が5年間延びると考えるとお得です。

運用次第では減る可能性ももちろんありますけどね。

 

また、老後に受け取る年齢を

原則60歳から70歳まであなたが選択できます。

公的年金の支給開始年齢が65歳からとすると

60歳から65歳までの生活資金の助けとして

イデコを活用するのがいい方法と思います。

 

ですが、掛金の支払いが65歳まで延びると

受け取る年齢はどう変わるのか。

 

日経新聞の記事から、確定拠出年金のお話でした。

ご参考になれば幸いです。