長期投資と複利効果
iDeCo個人型確定拠出年金と長期投資及び複利効果は相性抜群です。
原則60歳まで引き出しができないiDeCoにとっては、
長期投資とならざるを得ないのですが運用益非課税による
複利効果と相まってその恩恵は絶大です。
今回は、複利効果をおもちゃの紙幣を使って
見て分かるようお話しています。
長期投資と複利効果について
長期投資
簡単に言えば「長い目でみる」考え方です。
短期的な値動きに慌てることなく、長期的な視点で対応する。
目先の価格変動に一喜一憂せず、長期でとらえれば全体として
値上がりしていくという投資の世界の過去データに基づいた投資の
方法です。
複利投資
複利とは、
「一定期間ごとに出る利息を元本に含めて
それを新しい元本として計算して出す利子」のことです。
投資の場合には、運用益を元本に含めて更なる投資をしていくことが
複利効果と言えると思います。
一般の取引の場合には運用益について約20%の課税があります。
iDeCoの場合、運用益は非課税となりますので、
税金として差し引かれることなく新たな元本として
運用益が組み込まれます。
取引によって運用益が出るたびに発生する税金がないので、
運用益を丸々再投資することができます。
つまり、長期投資によって取引回数が増えれば増えるほど
非課税メリットは効果を発揮するわけです。
(もちろん、減ることもありますが・・・)
ですので、
iDeCo個人型確定拠出年金と長期投資及び複利効果は相性抜群です。
ご参考になれば幸いです。