運営管理機関を変更するには?

ご存知の通り、イデコに加入する時には運営管理機関を

ひとつだけ決めることになります。

最近、SBI証券や楽天証券が運営管理手数料を無料にしたり、

マネックス証券とイオン銀行がイデコに加入を表明したりと

次々と魅力的なサービスを打ち出してくる運営管理機関が出てきています。

もし、現在契約している運営管理機関を変更したい場合はどうするのか?

今回は、運営管理機関を変更する際の手続きをお話いたします。

 

 

運営管理機関の変更手続き

手続き自体はいたって簡単です。

変更したい運営管理機関に変更届を提出するだけです。

現在の運営管理機関には変更先の運営管理機関が連絡をしてくれます。

 

手続きは簡単ですが、いくつか注意点があります。

 

◇ 預けている年金資産を一度現金化する必要があること、
その手間や手数料がかかる場合があること

◇ 現在の運営管理機関と変更先の運営管理機関との間で
資産移管と記録情報などの
引き継ぎがあるため時間がかかる

◇ 変更時には運用ができない、
また変更時の手数料がかかる場合がある

 

運営管理機関を変更するには

年金資産に利益が出ていて、現金化にかかる手数料も問題ない金額であり

変更にかかる引き継ぎの時間も気にならず、変更時手数料も問題ない。

というのが最高のタイミングということになります。

 

ですが、そのような好条件が揃うことも珍しいと思いますので、

あなたにとって、現在の運営管理機関より魅力的なところが見つかったら

上記の注意点を確認した上で、変更するか否か決めるといいと思います。

 

ご参考になれば幸いです。