現行NISAと積み立てNISAそしてiDeCo
前回は、iDeCo個人型確定拠出年金と
NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の違いについてお話しました。
NISAには、2018年から始まる積み立て型のNISAもあります。
日本経済新聞にその積み立て型NISAの記事が載っていましたので
今回は、現行のNISAと積み立て型のNISA
そしてiDeCoについてお話いたします。
日本経済新聞(3/30)積み立て型NISAの記事内容
金融庁が、積み立てNISAの対象商品の条件を決定。
販売時における手数料について
1.公募株式投資信託 ゼロ
2.上場投資信託 1.25%以下
利用者が業者に支払う手数料の膨らみによって相場変動以外の要因で
運用資産が目減りするのを防ぐ。初心者が安心して使える制度を目指す。
現行NISAと積み立て型NISAの違い
1.積み立て型NISAは購入できる商品が限定的
2.非課税投資額が年40万円(現行は120万円)
3.非課税となる期間が20年間(現行は5年間)
トータルだと積み立て型NISAが非課税総額は有利。
iDeCoと積み立て型NISA
専業主婦(主夫)の方で、収入を103万円に抑えている場合、
iDeCo 個人型確定拠出年金の節税メリットである
掛金全額所得控除は意味を持ちません。
この場合には、老後の資金作りに積み立て型NISAも
検討に入れるといいと思います。
積み立て型NISAの導入は2018年ですので、
新しい情報が入りましたらお知らせしたいと思います。
ご参考になれば幸いです。