iDeCo 会社員が加入する時のポイント!
会社員(サラリーマンやOL)の方が
iDeCo個人型確定拠出年金に加入する時の
ポイントをお話したいと思います。
加入する時、運用する時、手続きをする時、受け取る時について
ご紹介しています。
会社員は、国民年金と厚生年金に加入し
老後には「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」が支給されます。
企業年金も併せて用意する企業もありますが、
年金資金の運用がうまくいかず経営を圧迫、
破たんする企業年金も出てきています。
そこで、転職しても資金を持ち運んで積立を継続できる
iDeCo個人型確定拠出年金は、老後のじぶん年金づくりに最適です。
『加入する時』
会社員の方の拠出限度額は、
企業年金がない場合は、月額23,000円(年額276,000円)
企業年金がある場合は、企業の規約により月額12,000円~20,000円
となります。
一度、会社に確認してみるといいでしょう。
『運用する時』
毎月決まった給与があるという安定した経済状況を活用し、
20歳代や30歳代の方・独身の方は、海外株式などで大きなリターンを。
40歳代や50歳代の方・ご家族がある方は、国内株式や国内債券で
リスクを少なく着実に増やす。
というポートフォリオはいかがでしょうか。
『手続きをする時』
掛金の拠出を個人口座からの引き落としにしている場合は
年末調整で所得控除をする必要があります。
10月下旬に国民年金基金連合会から
「小規模企業共済等掛金払込証明書」というハガキが届きます。
このハガキに記載の掛金合計額を年末調整で申告する必要があります。
『受け取る時』
一時金で受け取る場合は、退職所得控除が適用されます。
個人型確定拠出年金で貯めた資金と退職金によって控除額が決まります。
控除額によっては課税されるお金が出てきますので、
一時金と年金を組み合わせて受け取ることも検討してみてください。