明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

今年も引き続き、お得な国の制度のご紹介と

気になった商品やサービスのご紹介などを

お届けしていきたいと思います。

 

今回は、労災保険の遺族補償給付をお話いたします。

万が一、仕事中や通勤中に亡くなってしまった時に

貰えるお金になります。

 

 

労災保険の遺族補償給付

労災保険の遺族補償給付は、お金を受け取る遺族の存在と

人数によって2種類の給付に分かれます。

遺族補償年金』と『遺族補償一時金』です。

 

遺族補償年金

亡くなった方の収入によって生計を維持されていた

配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹が遺族として

いらっしゃる場合は遺族補償年金が貰えます。

なお、妻以外には年齢制限があります。

 

遺族補償一時金

この遺族補償年金を貰える遺族がいない時などは、

遺族補償一時金が貰えることになります。

 

遺族補償年金の金額

ざっくりですが金額の目安をご紹介すると

遺族の人数によって給料と賞与の

153日分から245日分の年金が支給され、

300万円が一時金として貰えます。

前述の条件に合った遺族の数が多ければ多いほど、

保障が手厚くなる制度ということです。

 

遺族補償一時金の金額

ざっくり給料と賞与の1,000日分と

300万円を合わせた金額になります。

すでに遺族補償年金を受け取っている場合は、

この金額との差額が支給となります。

 

前払い請求

生活保障の意味合いが強い制度ですので、

遺族補償年金には1度だけ前払いの請求ができます。

200、400、600、800、1,000日分を選べて

まとまった金額を始めにもらうことが可能です。

 

万が一の時には、亡くなった方のお勤めの会社に

確認してみてください。

 

ご参考になれば幸いです。