iDeCo（イデコ）

iDeCo（イデコ）知ってますか？

年金制度のひとつなのですが、『個人型確定拠出年金』の愛称です。

さらに難解になりましたね。順番に説明していきます。

 

確定拠出年金

確定拠出年金とは公的年金を補完する形で将来の年金、

老後の資産を作るための年金制度です。

確定拠出年金制度の企業型及び個人型は

導入当時から存在していましたが、

会社の退職金制度のひとつとして導入されることが多く、

個人型を知っている方はとても少ないと思います。

会社の確定拠出年金で「『企業型』確定拠出年金」と言います。

 

 

個人型確定拠出年金

『個人型』については2017年1月に加入できる対象が拡大されました。

これまで会社の年金制度として機能してきた確定拠出年金を、

国民のほぼすべての人が入れるように、会社員でも公務員でも

自営業でも専業主婦（主夫）でも加入できるように拡大されました。

 

つまり『iDeCoイデコ（個人型確定拠出年金）』を活用して、

個人でも老後の年金をつくることができる制度が整備されたわけです。

国がこのような個人のための年金制度を提供し、

じぶん年金つくりを後押しする訳ですから

それなりの優遇が用意されています。

 

強力な節税メリット

その優遇とは魅力的な節税メリット、税金が安くなるということです。

実際、2017年の１年間で30万人以上がこのiDeCoに加入しています。

知っている人はすでに始めている状況ということですね。

 

加入できない人

iDeCoに加入できない人がいます。

それは、

 

１）60歳以上の方　

２）勤務先に企業型確定拠出年金があり

その規約によってイデコへの加入が禁止されている方

３）国民年金保険料を未納している方や免除されている方

 

ご参考になれば幸いです。