ハロートレーニングとは?

ハロトレって聞いたことありますか?

正式名称はハロートレーニングです。

今年、会社を辞めてハローワークに

失業保険の手続きをした方はわかるかも。

 

ハロートレーニングとは、

希望する仕事に就くために必要なスキルを

習得したい方への公的な職業訓練の愛称です。

今回は、ハロトレのお話をしたいと思います。

 

 

ハロトレとは2つの訓練

求職者で雇用保険の受給者が対象となる

「公共職業訓練」

求職者で雇用保険を受けられない方が対象の

「求職者支援訓練」

があります。

失業保険をもらえない方も対象になっています。

 

実施機関は、国や都道府県、民間の教育訓練機関等で

期間は3ヶ月から1年です。

学ぶことができる分野は、

機械、建築、IT、介護支援、接客サービスなど、

ハローワークで申し込むことができます。

受講料はもちろん無料なのですが、

テキスト代は実費となります。なんだか不思議。

 

東京都のハロトレ

東京都の場合は、50歳以上を対象とした

「高年齢者科目」というものがあり、

10種類のコースが用意されています。

マンション管理やビル管理、電気設備管理、

生活支援サービスなど。

コースによっては資格取得もできて、

受講中には就職活動のサポートも

受けられます。

 

ハロトレの就職率

厚生労働省のHPに公共職業訓練を

受けた方の就職率が載っていました。

平成27年は77.9%という数値でした。

公的な職業訓練から就職できた人数が

多い分野は、

1位が事務系、2位が介護系、3位がIT系。

 

会社を辞める際には

失業保険と合わせてハロートレーニング、

ハロトレも考えてみてはいかがでしょうか?

失業保険をもらいながらの訓練となります。

地域によって用意されているコースも

違いますので、ご興味ある方はハローワークの

窓口で確認してみてください。

 

ご参考になれば幸いです。