「企業型」確定拠出年金とは?
個人型確定拠出年金の他に、企業型確定拠出年金があります。
お勤めの会社に企業型確定拠出年金が導入されているという方も
いらっしゃるかと思います。
そこで今回は、企業型確定拠出年金はどのような制度なのか
ご紹介したいと思います。
企業型確定拠出年金は、企業が導入の決定権をもっています。
退職金制度の代替措置として導入する企業が多いです。
導入が決まるとその企業で働く会社員の方は加入することとなります。
企業型確定拠出年金の対象となるのは、
1.企業型確定拠出年金のみ
2.企業型確定拠出年金 + 確定給付年金もしくは厚生年金基金
という2つの導入形態です。
個人型確定拠出年金と決定的に異なる特徴は、
・掛金の負担は企業がもつ
・運営管理機関との契約は企業がする
があげられます。
加入者となる会社員の掛金の拠出はなく、
契約済みの運営管理機関の商品ラインナップの中から
運用していく商品を選択することとなります。
個人型確定拠出年金に興味があり、
お勤めの会社に企業型確定拠出年金がある場合には
併用して拠出することができるか確認してみるといいと思います。