今回は、『マーケティングミックス』をご紹介いたします。
このフレームワークは、マーケティング活動を
売り手側から表現した4Pと買い手側から表現した4Cから成っています。
1960年代に米国のマーケティング学者ジェローム・マッカーシーが4Pを提唱し、後にロバート・ラウターボーンが4Cを主張しました。
4Pとは、「製品(Product)」「価格(Price)」「流通(Place)」「販促(Promotion)」
4Cとは、「価値(Customer value)」「コスト(Customer cost)」
「利便性(Convenience)」「会話(Communication)」
となっています。
【マーケティングミックス】
1.製品戦略 ⇔ 顧客にとっての価値
気になる商品名、センスのいい見た目、豊富な機能、高い品質など
2.価格戦略 ⇔ 顧客にかかるコスト
お手頃な商品価格、低く抑えた原価、高い粗利率、ローン手数料、減価償却など
3.流通戦略 ⇔ 顧客にとっての利便性
効率のよい販売経路、物量や在庫管理、品揃えや近場で購入可能かなど
4.販促戦略 ⇔ 顧客との会話
広告宣伝や口コミ、サンプル配布、情報収集のしやすさなど
このフレームワークは、商品に対して売り手側の一方的な判断だけでなく、
買い手の立簿も考慮できるよう双方の視点で思考することができます。
それではまた。