老後資産の2つの受け取り方

老後資産の2つの受け取り方をお話いたします。

将来、運用によって増やした資産を受け取る際には

2つの方法があります。

 

2つの方法とは「一時金」と「年金」です。

 

 

一時金

一時金は一括でもらうことで

60歳から70歳までの間で

あなた自身が決めることができます。

 

もらうのは早い方がいいのでは?」と

思うかも知れませんが、

資産運用は引き続き継続していきます。

 

つまり、

65歳に一時金で受け取ることにした場合、

64歳までは運用によって

資産がさらに増やせるかも

知れないということです。

 

増やした資産を受け取らずに運営管理機関に

預けてあるお金については運用が続くわけです。

もちろん60歳で一括受け取りもいいと思います。

 

年金

年金は、受取期間を5年から20年以内で

受取回数を年2回から6回までで

あなたが選ぶことが可能です。

 

例えば、公的年金の支給が65歳からなので

60歳から5年間にして受取回数は年6回とする。

その場合だと、5年間で年6回なので全30回の

受け取りとなります。

 

ざっくり言えば、増やした資産額を30等分した金額が

2箇月に1回振り込まれるということですね。

 

さらに一時金と年金の併用もできますので、

あなたの老後資産の状況によって

選択肢は色々とあるわけですね。

 

注意点

50歳以上でイデコへ加入した場合は

受け取ることができる年齢が

61歳以上になります。

 

加入期間が

「8年以上10年未満」だと61歳、

「6年以上8年未満」だと62歳、

「4年以上6年未満」だと63歳、

「2年以上4年未満」だと64歳、

「1ヶ月以上2年未満」だと65歳です。

 

年金を選んだ場合、

運営管理機関に資産を預けている間は

口座管理手数料がかかり、

振込みの都度手数料が税込432円かかります。

 

先程の例だと30回分必要です。

 

最後に、ご紹介した内容は制度上のお話ですので

運営管理機関によってはもっと柔軟な受け取り方を

提供しているところもあると思います。

 

運営管理機関を選ぶ際には

ぜひ確認してみてください。

 

ご参考になれば幸いです。